雲峴宮/운현궁

雲峴宮

ウニョングン
운현궁


▼ここは李氏朝鮮第26代国王の高宗(コジョン)が王位に就く前に暮していた潜邸で、父親である興宣大院君の李昰應応(イ·ハウン)の邸宅。興宣大院君はここを舞台に約10年間にわたって執政し、幼い息子に代わって政治を行った。書雲観のあった峠に由来する地名にちなんで雲峴宮と名付けられた。1864年(高宗1年)に老安堂と老楽堂を建て、1869年(高宗6年)に二老堂と永老堂(ソウル特別市民俗資料第19号)を建てた。昌徳宮を行き来しやすいよう高宗のための敬覲門と興宣大院君のための恭覲門があったが、今は残っていない。1912年には洋館を建て、迎賓館として使われた。老安堂は興宣大院君が国政を司ったところであり、老楽堂はアンチェ(母屋),二老堂はピョルダン(離れ)として使われた。その規模や格式、平面の形から見ると、士大夫(サデカの家というよりは宮廷の内殿に近い興宣大院君が亡くなた後、長男の李載冕(イ·ジェミョン)を経て孫の李埈鎔(イ·ジュンヨン)に相続されたが、朝鮮戦争以後に相当部分が売りして出され、家の規模は大ぎ縮小した。 

◆料金
なし

◆営業時間
9:00-18:00(4-10月は9:00-19:00)
※毎週月曜日は休館

◆アクセス
地下鉄
3号線「安国」4番出口
5号線「鍾路3街」5番出口

たいしょーの朝鮮王朝史

朝鮮王朝518年の歴史をここに。

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